こんにちは。毎日文化教室のさとうです。
東町公園の花壇が植え替えられ、サルビア、パンジーなどの鮮やかな花が並びました。
植え込みでは山盛りわんさと花を咲かせて、ツツジが自分の季節を謳歌しています。
夏の香りと風の薫りが織りなす、とても気持のよい日となりました。
本日は自然にも負けない色とりどりな糸で、色んなものに愛らしいデザインを施す、
戸塚刺しゅうの教室にお邪魔しました。
刺しゅう文化そのものはヨーロッパが発祥ですが、
戸塚刺しゅうは図案や刺し方が工夫されており、日本人の好む温かみのある雰囲気の作品を作ることができるそうです。
それぞれの生徒さんは、針やはさみの入った道具箱、さまざまな色の刺しゅう糸が入ったボックス、刺しゅうの図案などを作業台に広げ、めいめいの作品に取り組んでありました。作品の種類は、ポーチを飾るパターン刺しゅうから、1m四方もあろうかという大きな作品までさまざま。4枚目の写真の作品は糸を重ねる技法で立体的に仕上げた大作です。開いたヒマワリの花が反り返る様子、飛び出す赤い実のコロコロした様子、花籠の編み目の波打つような質感。立体的になるよう重ねる糸は、少しずつ違う色の糸を組み合わせてあるそうです。まるでさわれるかのような実物感がありながら、刺しゅうの素朴な可愛らしさが同居していて、見ているとふしぎな気分になってきます。
生徒さんの身の回りにも、例えばポーチや道具袋やピンクッションなどにも、かわいい刺しゅうが施されていました。ただ完成した作品のほとんどは、欲しがる方が多くてあまり手元には残らないとのこと(^^;)でも自分の作ったものを使ってもらったり飾ってもらったりするのも、作る喜びのひとつなんだろうなあと思いました。戸塚刺しゅう教室の西野先生と会員の皆様、本日はどうもありがとうございました。
こちらの戸塚刺しゅう教室は、月に4回、金曜日の午前10時~12時に行われています。教室の詳細につきましてはこちらをクリックして下さい。
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