こんにちは。毎日文化教室の佐藤です。
春の太陽が今日は本領発揮で、日中は30℃を超す暑さでした。トゥーホット…
本日は茶道教室、皇風煎茶礼式のおけいこをウォッチしてきました。
学校帰りの子供さんや仕事終わりの社会人の方も受講できるよう、夕方以降に開講している教室です。
本日は見せて頂いたのは、「二枚茶巾扱いの煎茶点前」のおけいこです。茶巾(ちゃきん)というのは茶碗やお盆を拭くのに使うふきんのことです。文字通り二枚の茶巾を用意し、一枚は茶碗をふくために、一枚はその他のお盆や茶托等をふくために使い分けます。清潔さを考慮して口に当たるものと当たらないものと分けているそうです。「一枚茶巾扱い」という他のお点前では一枚の茶巾で茶碗からお盆まで全部をふくため、ふく順序により清潔さに配慮するそうです。すみずみまで考え抜かれた配慮の数々が、お点前の中に凝縮されているのだなぁと感じました。
このお点前では、一煎目、二煎目というふうにして、2回お茶を出します。お茶碗はおちょこくらいの大きさで、ほんの2口程度の量。私も飲ませて頂いたのですが、お茶の旨みがグーッと出てきていて、ふだん飲むお茶とは全然違いました。苦いとか濃いとかではなくて「旨い」と言う他ないような感じでした。とても結構なお点前でございました。
楽しい雰囲気でいろいろ説明して頂いた金子先生、二枚の茶巾のそれぞれの畳み方を思い出し思い出し、頑張ってお点前を披露してくれた生徒さん、本日はどうもありがとうございました。
こちらのこども茶道教室(皇風煎茶礼式)は、月に4回、火曜日の午後6時~8時に行われています。教室の詳細につきましてはこちらをクリックして下さい。
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