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【教室ウォッチ】いけばな小原流

更新日:2018年5月8日

こんにちは。毎日文化教室のさとうです。

GWも明けて教室もひさびさに再開です。雨が降ったり止んだりのはっきりしないお天気。

こんな日はきれいなものを見て癒されたくて、小原流いけばな教室のレッスンを見学させて頂きました。

今日の花材は、白くまだつぼんでいるシャクヤク、黄色い花をたくさんにつけたソケイ、まん丸な形がかわいいナルコランの葉っぱ、の3種類です。同じ花材を使って生徒さんはそれぞれ違う型のレッスンをされました。おひとりは「立てる形」という型で、構成全体が上方を向くような型です。もうおひとりは「傾斜形」という型で、上下前後に動きをつけた枝で構成される型です。「傾斜形」には主の枝、副の枝、中間高の枝という、この枝をここに置くという決まりがあります。


生徒さんが一通り生けられた後、先生が添削をされます。どこをどう変えればいいか、ヒントを出しながら生徒さんにも考えさせるようにして、手直しを進めていきます。シャクヤクの花の向きや角度、花が開いた時のバランス、ソケイの花の密度、ナルコランの本数、色んなチェックと手直しを経て、作品がすっきりとした洗練された姿に整っていきます。

この教室では余った花材を使ってもうひとつ別の作品を生けます。残りの素材なので自然と小品になりますが、余りとは感じさせない充実した作品に仕上がっていました。


作品を拝見して、まもなく訪れるさわやかな初夏のイメージを感じ、すっきりすがすがしい気持になることができました。いけばなのパワーをもらった感じです!小原流教室の中村先生と会員の皆様、本日はどうもありがとうございました。


こちらの小原流いけばな教室は、月に3回、月曜日の午後2時00分~3時30分に行われています。教室の詳細につきましてはこちらをクリックして下さい。

(講座の紹介ページへ移動します)


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